中世都市キルケニーの魅力 [アイルランド]
シャノンの次に訪れたのは、レンスター地方のキルケニーです
キルケニーは、「中世の雰囲気がそのまま残っている街」とか、「とてもかわいい街」だと聞いていたので楽しみにしていたのですが・・・
期待を裏切らず・・・
可愛らしいステキな街でした
それに、とても歴史を感じる街です
目抜き通りの中心に位置するツーリスト・インフォメーションも、15世紀に立てられた石造りの建物を改装して造られていました
こんな古くて狭い路地、趣があって好きです
キルケニーでは、「クラブハウス・ホテル」という、200年前のタウンハウスを改装したホテルに泊まりました
ビクトリア朝風の内装がステキでした
そんなキルケニーの街を歩いていて、まず目に入るのは・・・
あちらに見える、キルケニー城です
威風堂々とした城門をくぐると・・・
広大な敷地に、品格ある中世の城がどっしりと構えていました
外観は中世風ですが、内装は優雅なビクトリア朝式です
残念ながら、城内は撮影禁止でした
唯一撮影を許された、地階のカフェ
かつては、城の厨房だったそうです
そのキルケニー城向かいに、かつて城の厩舎だったという古い建物があります
現在は、ナショナル・クラフト・ギャラリーとして運営されています
ここはショップにもなっていて、工芸品やニット、ナチュラルソープなど、あらゆるクラフトグッズを買うことができます
(お値段少々高め。質はいいです)
街の北端に位置するのは、キルケニーで最古の建物、聖カニス大聖堂です
13世紀に建てられた初期ゴシック建築の大聖堂ですが、ここのCill Chainnigh(アイルランド語でカニスの教会)が「キルケニー」の街の語源になりました
余談ですが、大聖堂の近所に、キックボクシング・ジムがありました
(なんかこーゆーの、目に付いちゃうんですよね・・・)
キルケニー城と、聖カニス大聖堂の中間辺りの位置するのは、「ロス・ハウス」
17世紀まで栄えた、キルケニーの商人ロス家の居城が、保存されています
家の中まで状態よく保存されていますが、そのカビ臭さに時代を感じました
さらにそこから目抜き通りを少しはずれると・・・
目にするのは、こちらのブラック・アビー
こちら、ドミニコ修道会の修道院ですが、他の教会と少々趣きが違っているように思えました
ステンドグラスは、本当に繊細できれいなんですけどねえ・・・
・・・また、一度別ブログの方で触れましたが・・・
「キテラーズ・イン」という、古い名物パブがあります
14世紀、この家にアリス・キテラーという女性が住んでいたのですが、彼女の夫が次々と謎の死を遂げたため、魔女ではないかとの疑いをかけられたのです
アリスはその後、イングランドに亡命しましたが、彼女のメイドが火あぶりにあってしまいました
今では彼女の家は、陽気なパブとしてよみがえり、毎晩アイリッシュ音楽を楽しむことができます
(ちなみにミュージシャンは、日替わりみたいです)
ここ、料理もとってもおいしいんですよ
気に入ったので、2日続けて行っちゃいました
・・・そのアリス・キテラーが、ネコをかわいがっていたそうで、今ではネコがキルケニーの象徴的存在となっています
そしてキルケニー・キャットといって、このネコが街のハーリング・チーム(ハーリングとは、ホッケーに似たアイルランドの競技です)のマスコット・キャラクターになっています
写真は、街のギフトショップのショーウィンドウのディスプレイですが、ここでキルケニー・キャットの小さい方を1つ、購入しました
で、記念にキルケニー・キャット抱いてるところを写真に撮ってくれませんか?と店員さんにお願いしたところ・・・
「大きいのもあるわ」と、大きいサイズも持ってきてくれ、一緒に写真に撮ってくれました
とても親切だし、思い出に残りますね~
・・・キルケニー、そんなに大きくない街ですが、中世の見所がギュッと詰まって、魅力ある街でした
おまけにネコまでからんでいるなら、言うことはありません
おかげですっかり長くなってしまいましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
今度は可愛らしいこの中世都市にて、しばらく暮らしてみたいなと考えている私です
キルケニーは、「中世の雰囲気がそのまま残っている街」とか、「とてもかわいい街」だと聞いていたので楽しみにしていたのですが・・・
期待を裏切らず・・・
可愛らしいステキな街でした
それに、とても歴史を感じる街です
目抜き通りの中心に位置するツーリスト・インフォメーションも、15世紀に立てられた石造りの建物を改装して造られていました
こんな古くて狭い路地、趣があって好きです
キルケニーでは、「クラブハウス・ホテル」という、200年前のタウンハウスを改装したホテルに泊まりました
ビクトリア朝風の内装がステキでした
そんなキルケニーの街を歩いていて、まず目に入るのは・・・
あちらに見える、キルケニー城です
威風堂々とした城門をくぐると・・・
広大な敷地に、品格ある中世の城がどっしりと構えていました
外観は中世風ですが、内装は優雅なビクトリア朝式です
残念ながら、城内は撮影禁止でした
唯一撮影を許された、地階のカフェ
かつては、城の厨房だったそうです
そのキルケニー城向かいに、かつて城の厩舎だったという古い建物があります
現在は、ナショナル・クラフト・ギャラリーとして運営されています
ここはショップにもなっていて、工芸品やニット、ナチュラルソープなど、あらゆるクラフトグッズを買うことができます
(お値段少々高め。質はいいです)
街の北端に位置するのは、キルケニーで最古の建物、聖カニス大聖堂です
13世紀に建てられた初期ゴシック建築の大聖堂ですが、ここのCill Chainnigh(アイルランド語でカニスの教会)が「キルケニー」の街の語源になりました
余談ですが、大聖堂の近所に、キックボクシング・ジムがありました
(なんかこーゆーの、目に付いちゃうんですよね・・・)
キルケニー城と、聖カニス大聖堂の中間辺りの位置するのは、「ロス・ハウス」
17世紀まで栄えた、キルケニーの商人ロス家の居城が、保存されています
家の中まで状態よく保存されていますが、そのカビ臭さに時代を感じました
さらにそこから目抜き通りを少しはずれると・・・
目にするのは、こちらのブラック・アビー
こちら、ドミニコ修道会の修道院ですが、他の教会と少々趣きが違っているように思えました
ステンドグラスは、本当に繊細できれいなんですけどねえ・・・
・・・また、一度別ブログの方で触れましたが・・・
「キテラーズ・イン」という、古い名物パブがあります
14世紀、この家にアリス・キテラーという女性が住んでいたのですが、彼女の夫が次々と謎の死を遂げたため、魔女ではないかとの疑いをかけられたのです
アリスはその後、イングランドに亡命しましたが、彼女のメイドが火あぶりにあってしまいました
今では彼女の家は、陽気なパブとしてよみがえり、毎晩アイリッシュ音楽を楽しむことができます
(ちなみにミュージシャンは、日替わりみたいです)
ここ、料理もとってもおいしいんですよ
気に入ったので、2日続けて行っちゃいました
・・・そのアリス・キテラーが、ネコをかわいがっていたそうで、今ではネコがキルケニーの象徴的存在となっています
そしてキルケニー・キャットといって、このネコが街のハーリング・チーム(ハーリングとは、ホッケーに似たアイルランドの競技です)のマスコット・キャラクターになっています
写真は、街のギフトショップのショーウィンドウのディスプレイですが、ここでキルケニー・キャットの小さい方を1つ、購入しました
で、記念にキルケニー・キャット抱いてるところを写真に撮ってくれませんか?と店員さんにお願いしたところ・・・
「大きいのもあるわ」と、大きいサイズも持ってきてくれ、一緒に写真に撮ってくれました
とても親切だし、思い出に残りますね~
・・・キルケニー、そんなに大きくない街ですが、中世の見所がギュッと詰まって、魅力ある街でした
おまけにネコまでからんでいるなら、言うことはありません
おかげですっかり長くなってしまいましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました
今度は可愛らしいこの中世都市にて、しばらく暮らしてみたいなと考えている私です
ずいぶん色々廻られたんですね~^^
こちらのお城も素晴らしいし、古い建物を大切に使う文化って良いですね。
ぬいぐるみ~可愛い~♪
by koume (2012-10-07 20:54)
本当に絵のような町!
タイ式ボクシングの看板さえも、雰囲気を壊さないように粋に作ってありますね。感心します。
by あーる (2012-10-08 15:14)
koumeさん
キルケニー、ただ歩いているだけでも居心地よかったんですよ~。
私も、古い建物を大切に使うところは、ヨーロッパのいいところだと思います☆
ぬいぐるみ、今度は大きいサイズが欲しいですね(笑)。
あーるさん
大聖堂とキックボクシングってミスマッチですけど、確かにこの看板、景観を壊してはいませんでしたよ。
現在のヨーロッパは、「武闘会」になりつつあるのかもしれません(笑)。
by JUNJUN (2012-10-08 20:56)
猫ブログから飛んできました。お腹が黄色いネコって初めてです。
もう7年近く海外に行っていないので、ブログで旅行気分を楽しませていただきました。これからもよろしくお願いいたします。
by ねこママ (2015-09-27 10:39)